主催:花ふさ皮ふ科グループ 花房 崇明からのご挨拶
皆さま、こんにちは。専門医開業コミュニティ(Specialist Entrepreneurs’ Community:SEC)代表の花房崇明です。
私は2004年に大阪大学医学部を卒業し、勤務医の時は教授を目指し、大阪大学皮膚科、アメリカのカリフォルニア大学サンフランシスコ校留学、東京医科歯科大学皮膚科などで研鑽を積み、医学博士、皮膚科専門医、アレルギー専門医を取得し、臨床医・研究医としてのキャリアを積んでまいりました。
その後、満を持して2017年に千里中央花ふさ皮ふ科を開院し、2021年には江坂駅前花ふさ皮ふ科、2023年にはhanafusa skincare lab+、2024年にはみのお花ふさ皮ふ科を開院しました。
一般保険診療と美容皮膚科診療を組み合わせた経営を記した著作「ハイブリッド皮膚科」はAmazonで複数部門のベストセラーとなりました。今後は大阪市内、関西圏、首都圏への展開も考えています。
私の開業後、新型コロナウイルス感染症の蔓延、働き方改革、人口減少、物価高騰、診療報酬の伸び悩み、AIの進化といった急激な社会変化の中で、私たち開業医の院長を取り巻く医療環境は年々厳しさを増しています。特に、社会保障費の増加により、診療報酬の増加が見込めない一方で、人件費の高騰、医療材料費の増加がクリニック経営を圧迫しています。これにより、勤務医として厳しい労働環境に耐えるなどして素晴らしいキャリアを積み、開業して地域貢献をしようとしている開業医が近い将来厳しい経営状況に直面し、持続可能なクリニック経営が困難になるケースが増えてきています。
こうした課題を克服し、質の高い医療を提供し続けるために、私はいち早く前述の「ハイブリッド皮膚科」という新しい診療モデルを提唱しました。これは、皮膚科の保険診療(アトピー・ニキビ・水虫などの診療)と、美容皮膚科(医療脱毛・シミ治療・たるみ治療・しわ治療)を組み合わせることで、患者さんに最適な医療を提供すると同時に、スタッフの待遇向上を実現し、持続可能なクリニック経営を行うことで、地域社会への貢献を目指すも4方よしの考え方を元にしたモデルです。
このような持続可能なクリニック運営を実践するためには、専門医としての技術を活かしながら、自費診療を適切に取り入れる経営戦略が不可欠です。そのため、私は志を同じくする開業医の先生方とともに学び合い、情報を共有しながら成長できる場として、「専門医開業コミュニティ(Specialist Entrepreneurs’ Community:SEC)」を立ち上げることにしました。
SECでは診療科を問わず、内科・外科・産婦人科など日本専門医機構の認定を取得し、保険診療をベースに開業した先生方が経営者として生き残り、成長していくための知識やノウハウをお互いに共有する場を提供します。具体的には、平日水曜午後に年4回のセミナーを開催し、主催者の私や開業医のトップランナーの先生方とともに講義とワークショップを行います。
このコミュニティを通じて、日本の優れた保険診療を維持しつつ、適切な自費診療を提供することで、持続可能な医療の未来を築いていきたいと考えています。
私たちと共に学び合い、成長し、互いに高め合いながら、より良い医療を実現していきましょう。
ご賛同いただける先生方のご参加を心よりお待ちしております。
専門医開業コミュニティ(SEC) 代表 花房崇明
花房 崇明の経歴
SNS
https://www.instagram.com/dr_takaaki_hanafusa_hifuka/
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