第2回SECを開催しました。

— 保険診療クリニックが自費診療を成功させるために —

第2回SEC（Skin Economy Conference）を開催しました。
今回も多くの先生方にご参加いただき、心より感謝申し上げます。
本セミナーが、各院での取り組みのヒントになれば幸いです。

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今回のテーマは

「保険診療メインの皮膚科クリニックが、自費診療をどのように導入し、継続的に成長させていくか」。
そして“現場が反発しない導入プロセス”まで、実践的な内容をお伝えしました。

◆ なぜ今、自費診療が必要なのか皮膚科の診療報酬は全診療科の中でも最低水準で、
保険だけでは「薄利多売で限界」という構造が続いています。

一方、美容医療市場は2020年→2025年で 1.54倍に拡大。
保険の安定と自費の成長を組み合わせる ハイブリッド経営 が、

今後ますます重要になると考えております。
また自費診療を導入することは、売上拡大のためだけではありません。
• 幅広い治療選択の提供
• スタッフ育成の強化
• 経営の安定化とリスク分散
• 患者満足度の向上など、クリニック全体の価値向上につながります。

◆ 現場の“腹落ち”が成功の最大ポイント自費導入は、価格設定や機械選びよりも
「スタッフが理解し、納得し、主体的に動けるか」 が最も重要です。

実際に、目的説明が不足したまま導入を進めたことで
スタッフから反発が起きた事例も紹介しました。

セミナー当日ではあまり触れませんでしたが、

SNSを活用できるクリニックと、そうでないクリニックでは
新規獲得の差がどんどん広がっています。症例紹介、施術動画、私のVlogなど、
スタッフ全体での発信体制の重要性についても共有しました。
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最後に
今回のSECでは、グループディスカッションで多くのご意見やご質問をいただき、
主催者としても非常に有意義な時間となりました。

私たちが大切にしているのは、
「明日から現場で使える具体的な学び」 を共有することです。
参加者の皆さまが、それぞれの院で実践し、そして改善し、
また次回にその経験を持ち寄っていただけることこそ、SECの価値だと考えています。

 

次回の第3回SECは、2025年1月18日（日）『ハイブリッド経営のスタッフマネジメント』を予定しております。
採用・教育・組織づくりに焦点を当て、さらに実務に落とし込める内容をお届けします。

今後も、現場に寄り添った学びを提供できるよう、運営一同精進してまいります。
改めまして、ご参加いただいた皆さまに心より御礼申し上げます。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。